弁理士(企業知財→特許事務所)のブログ

大阪の特許法律事務所に勤務する弁理士(36歳)のブログです。以前は家電メーカにて企業内弁理士として勤務していました。企業時代のことや現在のこと(主に知財関係の内容)を綴っています。

知財雑談

納品した明細書が良かった時にフィードバックを貰えると嬉しい(笑)

今日、以前にお客様に納品していた明細書に関してお褒めの言葉を頂きました。かなり気合いを入れて書いた案件だったので内容には自信があったのですが、実際にお客様から褒めて頂けると本当に嬉しいです。 内容が良くなかった場合にもフィードバックを頂ける…

「研究所の発明」と「事業場の発明」どっちがイケてる?

「研究所の発明」について話を聞くとワクワクします。しかも、まだ世に存在しない商品やサービスに関する発明だったりするので、広い範囲の権利を取得できる可能性が高そうです。 一方、「事業場の発明」について話を聞くと、ワクワクというよりは、「はいは…

特許事務所における秘書(事務担当)はもはや専門家!?

私が前に所属していた企業の事務担当者というと、専門家という要素は少なく、本当に「ザ・事務」という感じでした。本人も専門業務をやりたいと思っているわけではなさそうでしたし、周りも事務担当者に専門業務を期待しているわけではありませんでした。 そ…

特許事務所勤務の弁理士が仕事で海外に行ける可能性は。。

仕事で海外に行くのは実質無理かもしれません(海外に行けることを売りにしている事務所もあるようなので、一概には言えないと思いますが)。 企業時代を思い返せば、海外案件のインタビューは海外の代理人に任せますし、インタビューで海外に行けないとすれ…

【祝100回更新】いや〜、意外と続いています。

今日で本ブログの更新が100回目になります。今年の5月17日に1個目の記事をアップしてから約4ヶ月半での快挙です(笑) 当初の予定では、1年くらいかけて100個の記事を書けたら上出来かなぁと思っていたのですが、正直ハイペースで書きすぎです(その分、帰宅…

いわゆるパテントトロールは本当に悪なのか?

パテントトロール(NPEとかPAEとかいいますね。)というと「そりゃあ悪い奴らだから退治しないといけない!」という論調で話す人がいたりします。ただ、パテントトロールって本当に悪い(だけの)奴らなのでしょうか? 確かに、明らかに非侵害又は無効である…

米国OA対応とTOEICスコアとの関係

今日は、知財業界に入って間もない人(しかも英語が苦手な人)に読んでもらいたい話題について書いてみたいと思います。 私は、TOEICスコアが550くらいの頃から海外案件も色々と処理してきました。その後、私のTOEICスコアは、600→750→880(4年前)と推移す…

弁理士倫理研修等(やらんといかんことが多いです。。)

今年は座学で倫理研修を受ける必要があるのですが、それが来月なのです。ただ、現時点でe-learningの倫理研修が終わっていません(座学受講の要件がe-learningの受講完了なのです。)。 また、今月の初めに受けた大学での研修のレポートの締め切りが9月3…

特許事務所が転職先の候補から外れる理由

について昔の同僚の意見を聞いてみました。 「特許事務所って仕事減ってるやろ?」 とのことでした。 多分全然減ってない。めちゃめちゃ仕事ありますよ。自分がやりたいだけ案件を貰えます。事務所によっては仕事が減っているのかもしれませんが、事務所によ…

面白いこと=会社のためになること

だといいのにな(笑) 私が所属していた大企業では、普通の権利取得業務を行なっていても、なかなか上から評価されにくかったように思います(多分、他の企業はそんなことないと思いますが)。 競合他社の製品をカバーする特許の権利化に成功したとしても、…

前職の同僚達の傾向から読み解く人気弁理士のパターン

ある人が優秀だという弁理士の評価が他の人にとっては必ずしも高くなかったり、弁理士の評価は結構難しいもんだなぁと前職時代に感じていました。 前職の同僚には弁理士個人を指名する人が多かったのですが、何となく次のような観点で各弁理士が指名されてい…

知財の仕事をやっていて一番嬉しかった瞬間(特許売却編)

今日は特許売却業務を担当していたときに、一番嬉しかった瞬間について書いてみたいと思います。 特許売却の交渉開始から契約締結までは結構な時間を要します。たとえば、以下のようなやり取りを半年とか一年とか(場合によってはもっと長く)かけてやってい…

特許事務所は若い優秀な人材を獲得するために何をアピールすべきか?

私自身は、学生時代に弁理士試験に合格し、その後、大企業(知財部)に入社しました。(私が知っている)他の学生合格者や学生受験生も全員がいわゆる大企業に就職しました。 企業時代の同期、先輩、後輩の多くが入社後に弁理士試験に合格しましたが、その多…

事務所の人にバレました(笑)

「ブログやってますよね?」と、事務所の人に初めて言われました。まぁ別に隠すつもりもないので全然問題ないのですが、改めて今まで事務所の悪口とか書いてなかったかなぁと心配になってしまいました(笑) 特定されても全然問題ないと思って色々と書いてき…

現地代理人とランチ

今日は欧州の代理人とランチでした。普段は事務所の上層部の方々が海外からのお客様の対応をするのですが、皆さんが忙しい場合にたまにそういう役目を貰えることがあります。 なかなか英語を話す機会がないので、こういった機会は非常に貴重です。今日はなん…

弁理士業という成熟産業はこのまま無難に続くのか?

9年間ほど電機メーカーに勤めていたのですが、私が入社した当時(2006年)、AV機器分野(テレビ、DVD、デジカメ等)では、日本メーカーがまだまだ威光を放っていたと思います。 正直、その後韓国メーカー(サムスン、LG等)の台頭により日本メーカーのシェア…

指名される弁理士になるために

どのようにすればクライアントから指名される弁理士になれるのでしょうか? 大事務所では「この弁理士にお願いします。」というよりも「この事務所にお願いします。」という場合が多いです。 とは言いつつ、中には指名される弁理士もいるわけです。当然とい…

事務所に転職して一年半での成長

今日明細書を書いた案件が一年ちょっと前に担当した案件の改良発明でした。 これは明細書を書き終わってから気付いたのですが、先行技術文献として挙げられていた文献が一年前の案件において先行技術文献に挙げられていた文献と同一でした。 今回書いた明細…

どちらが大変?(企業 or 事務所)

昨日の残業時間中に隣の席の先輩から、本日のタイトルの質問を受けました。 一概には何とも言えないと思うのですが、個人的には企業でライセンス業務をやっている時が一番大変だったかなと思います。とにかく、動くお金が大きく、周りからのプレッシャーが凄…

夏休み終了

今日で私の夏休みは終了です。一方、明日からの一週間(又は一部)はお休みの企業が多そうです。ということで、明日からは溜まっている仕事を一気に片付けたいと思います(全部は無理だろうけど。。)。 多分、朝の通勤電車も空いているものと推測されますの…

事務所弁理士のランチ

今日は夏休みを頂いて、家族で、1⃣プール、2⃣六甲牧場に行ってきました。遊び過ぎて、下の子供(1歳半)が熱を出してしまいました。悪いことをしちゃったなぁ。明日は家でゆっくりと過ごしたいと思います。 今日は軽めのネタ(日々のランチ)について書いて…

規格必須特許(Standard Essential Patent(SEP))の重要性

前職では一時規格必須特許の権利化や活用を担当していました。最近、そういった内容について質問を受けることがあり、その場合には昔のことを思い出しながら対応しています(電機業界以外にも色々と標準化の波が押し寄せているようです。)。 規格必須特許と…

事務所弁理士とプレゼン

先週はお客様の前でプレゼンを行なってきました。プレゼン自体久しぶりなので緊張しました。 (前職の退職直前にライセンス部に対する提言を知財部のトップの前でやって以来かな。あ、因みに、辞める直前にトップに文句を言ったわけではありません。そういっ…

権利取得担当とライセンス担当とどちらが大変?(権利取得担当派の意見)

前回書いたようにライセンス担当は結構大変でした。では権利取得担当が楽なのか、というとそういうわけではありません。権利取得担当の方が大変というシチュエーションは山程ありました。 基本的に業務量は権利取得担当の方が多いように思いました(私が所属…

ライセンス担当と権利取得担当とどちらが大変?(ライセンス派の意見)

どっちなんでしょう?企業に勤めていたときはこういった話題がたまに出ていたような気がします。 大変の定義にもよると思いますが、ライセンス担当をやっていた時の方が権利取得担当をやっていた時よりも強いストレスを感じていたように思います。目の前を大…

間接部門出身者の弱み

私は33歳の時に企業知財部(間接部門)から特許事務所(直接部門)に転職しました。前職の企業は労働組合の力が強いこともあって、長時間労働が禁止されていました。特にリーマンショックの後は、人件費圧縮の観点から残業規制が入り、ほとんど残業が許さ…

元職場の飲み会

昨日は元同僚の送別会に参加してきました。オフィシャルな送別会だったので、普段プライベートで飲みに行くことがないような人達とも久しぶりに会うことができました。皆全然変わってなかったなぁ(3年くらい前に私が所属していた組織の同僚達です。)。本…

深夜残業

昨日は諸般の事情で事務所にて朝を迎えることになりました。まぁ4時には任務が完了しましたので、一緒に任務についていた同僚とそこから6時まで飲んで帰りました。 最近は24時間居酒屋という、とんでもない業態のお店が結構あるようです(梅田界隈です。)…

永遠の若手

33歳まで企業で勤め、そろそろ若手感がなくなってきた頃に特許事務所に転職しました。もう永久に飲み会幹事をやることもないと思っていたのですが、所属グループで最若手になってしまったため、結構飲み会幹事をやっています。このままいけば40歳過ぎま…

特許事務所と年休

以前の勤務先は労働組合が強い力を持っていたこともあり、年間25日の年休取得はマストでした。ですので、3月は年休消化のために、週休4日になるなんてこともしばしばありました。 現在の特許事務所でも結構な日数の年休が与えられていますが、頻繁に取得…

事務所勉強会

三人でやっているのですが、英文レターの暗記という結構ガチ勉強をする感じになってきました(今までは緩めに本を読む感じだったのですが、1冊終わったので)。日々睡眠時間もしっかり取れていない状態なので昼休みは昼寝したいところでもありますが、結構…

特許事務所の人員構成

何となくなんですが、45歳前後の人達が異様に優秀な気がします。2000年ちょっとの知財バブルの真っ只中に30歳くらいで技術から転職してきた層なんでしょう。これってうちの事務所だけなんでしょうか?そんなわけないですよね。。 何となく、後10年…

特許事務所と勉強会

実力主義の世界だからだと思いますが、私の所属する事務所には勉強熱心な人が多いです。昼休みには複数の勉強会が開催されています。私も週三回は30代限定勉強会(構成メンバー三人のみ)に参加しています。 皆年齢が近いので結構楽しいです(雑談タイムが結…

特許事務所と飲み会

特許事務所での勤務時間は、企業知財部と比較して長時間であることが多いと思います。中には終電近くまで(場合によっては逃す人も。。)働く人もいたりします。 そういった状況なので、飲み会の頻度は、企業時代よりも(大分)減ったと思います。 ただ、皆…

特許事務所と会議

特許事務所において、アソシエイトは会議にほとんど出席しないのではないでしょうか。仮に会議に参加したとしても、多くの会議は15分とかで終わると思います。兎に角、費用対効果が強く意識されています。サービス提供だけでお金を稼ぐことの難しさを日々…

弁理士ってモテないの?(残存者利益について)

今日は箸休め系のトピックについて書いてみたいと思います(マジメ系のネタだけだと続かなそうなので)。 私自身は30歳の時に結婚しました。当然ですが(!?)、今までモテた覚えはなく、浮気をしない、というかしたくてもしようがないというキャラクターで…