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弁理士(企業知財→特許事務所)のブログ

特許事務所に勤務する弁理士(35歳)のブログです。以前は家電メーカにて企業内弁理士として勤務していました。企業時代のことや現在のこと(主に知財関係の内容)を綴っています。

大量の特許を取得する意味

知財実務

久しぶりに実務系の話を書いてみます。

他社が大量の特許を保有しているとします。この場合、当該他社の特許を自社が侵害していないと言い切ることは非常に難しいです。

私自身は、特定他社の1,000件の国内特許とそのファミリーを評価するプロジェクトのプロジェクトリーダー、及び、特定他社の3,000件の国内特許とそのファミリーを評価するプロジェクトのプロジェクトメンバーの経験があります。

いずれのプロジェクトも技術部門を巻き込んだ一大プロジェクトで非常に大変でした。大変でしたが、全件評価してしまえば、色々な判断(催告するのか、しないのか等)を自信を持って行なうことができました(経営陣への説明も後ろめたさゼロで行なうことができました。)。

ただ、他社の特許が10,000件を超えてきたら、なかなか全件評価をするのは難しいような気がします。この場合には「やばい特許がある可能性があるので催告はやめましょう」となるものと思われます。

そういう意味では大量に特許を取得する意味もあるものと思われます。

特許出願数を減らすのであれば、本当に良い特許の比率を上げるための工夫もあわせて導入する必要があると思います。件数が減って良い特許がなかったら、競合他社に全容がバレてすぐに撃たれてしまう恐れがあります。

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