弁理士(企業知財→特許事務所)のブログ

特許法律事務所に勤務する弁理士(36歳)のブログです。以前は家電メーカにて企業内弁理士として勤務していました。企業時代のことや現在のこと(主に知財関係の内容)を綴っています。

特許明細書の答え(があれば楽なんやけど。。)

弁理士や特許技術者の多くは、明細書ってこうあるべきというものをお持ちだと思います。私自身もある程度は持っています。ただ、それはそこまで縛りのキツイものではなく、結局案件の特性に応じて色々と変えています。

私が思っているのは以下です(各国のルールを遵守するというは当然の前提としています(これも結構大変ですが。。)。)。

1.書くべきコンテンツ

明確なクレームが特定され、そのクレームをサポートするために必要な実施の形態、変形例が記載されている。

2.流れ

(1)大から小へと説明されている。

(2)適切な項分けがなされている。

(3)原則的には後述する内容が参照されていない(フリみたいな感じであれば問題ないと思いますが)。

3.各文

主語述語、係り受けが明確である。

4.その他

当たり前ですが、クレームが限定解釈されてしまいかねないような記載をしない。

こんな程度なので、発明の内容に応じて流れは結構変えています。たとえば、単純な発明であればいきなり構成の説明を始めますし、複数の装置がネットワークを介して連携するような発明であれば「概要」のような項目を設けることもあります。一応、こう書いた方が読み手が読みやすいのではないか、ということを考えて書いています(当たり前ですが。。)。

ただ、自分が企業の知財担当者だった時のことを思い出すと、結局「自分がこうあるべき」と思っている順で説明されている明細書が一番読みやすかったりします。たとえば、その知財担当者が独自のルールを持っていたとすれば、その独自のルールに従った明細書が一番読みやすかったりします。

なので、初めてのお客様に明細書を納品するときは緊張しますね。そういった意味で最近は緊張の連続です(笑)

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